
「経営者・経営幹部・法務担当者のための新債権法読本」というタイトルの書籍を、私の所属事務所のボスである鳥飼先生と共編著という形で出版致しました。先週あたりから、書店の店頭にも並び始めたようです。法律関係の書籍の出版に初めて携わったことになります。
内容は、法律に関係する世界では昨今色々と話題になっている、いわゆる民法改正に関するものです。民法改正に関しては、まだまだその中身が具体化されるのもだいぶ先になりそうな段階ですが、そんな状況の中でも、今回の改正に向けた動きをフォローすることで、経営者・経営幹部・法務担当者などの方々に多少なりともお役に立てる情報があるのではないかと考え、事務所の有志で執筆したものです。
出版社は清文社です。同社ホームページの中の本書籍紹介ページに行くと、こんな感じで、目次や一部のページを閲覧できます。
非常に内容豊富な民法改正に向けた動きをごくコンパクトな書籍にまとめているので、記述内容はごくごく浅い感じになっていますが、企業経営に関係する方々が当面意識すべきポイントは何かという視点から、全体の流れをザッと概観するには手頃な本になっているのではないかと思います。また、解説内容としては、現行民法の中のいわゆる「債権法」に関する部分について、どこがどう変わって、どこは変わらないのか、という整理がされていますので、現行民法の大まかな作りを復習的に概観することにも役立ち得るように思います。
機会があれば、是非、お手にとってみて下さい。