2006年06月29日

いやあ、懐かしいあの起動音。MacBookクロ、我が家へ。

諸々の事情でノートパソコンを新調したいなあと思っていたところに登場したインテルMacの新しいラインナップ、MacBook。CoreDuo搭載ながら10万円台の価格でなかなかコストパフォーマンスが高いし、久々の黒いデザインも気になるし、さらに Mac OS X と一緒に Windows や Linux などのOSも走らせることができるという Parallels Desktop もちょうどいいタイミングで正式版がリリースされたし、ということで大いに興味をそそられ、ついつい購入してしまいました。あの起動音、懐かしかったです。たぶん8年ぶりくらいになるMacユーザーへの復帰の印象を、話題の Parallels インストールの状況なども含めてご報告しようかと。 
 長年にわたって使い倒してきた ThinkPad がかなりボロボロになってきたので、Dell のデスクトップを3月に自宅に導入したのは以前書きましたが、実はこの ThinkPad、大学院でのちょっとした作業用に使い続けてきていました。しかし、とうとうそうした軽い使用でも限界というような状況になってきたので(左クリックボタンが押し下げたまま戻らなくなってしまったり、、、)、ノートPCを新調したいなあと何となく思っていたのです。そこへ登場した MacBook。自宅に大型モニターを導入したことから MacMini が欲しくなったとも前に書いていたわけですが、結局ノート型のMacを買うことで、久々のMacユーザーへの復帰を果たすことになったのでした。あの懐かしの起動音、ちょっとした感慨に浸ってしまいました。

20060629display.jpg しかし、Macのディスプレーまわりの扱いの質の高さと使いやすさは昔から変わりがないですね。早速Dellの大型モニターにもDVI接続してみたところ、その相性はバッチリ。本体のワイド液晶(1280×800)と並んで 1920 x 1200 の大画面を別個のデスクトップとして全くストレスなく利用できるので、これはこれで自宅で使うときにすごく快適です。(左の写真のような感じです。)因みに、OSに標準で内蔵されているデスクトップピクチャ(Windowsで言うところの壁紙)やスクリーンセーバーの画像も、見ているだけで何だか嬉しくなるほどきれいなもの(あるいはついつい人に見せて自慢したくなってしまうようなもの)が入っていて、このあたりは Microsoft との姿勢の違いみたいなものを感じさせられますね。

 そして、噂の Parallels Desktop、早速導入してみました。6月15日に正式版がリリースされ、7月15日までは特別価格の49.99ドル(正規価格は79.99ドル)でダウンロードできるということで、このリリースに背中を押されて MacBook の購入に走ってしまったようなものです。そして、この Parallels を使ってみたいと強烈に思わせてくれたのが、このブログに出ている映像です。これを見ると分かりますが、VirtueDesktops というオンラインソフトと組み合わせて使うと、これがまたすごいんです。
 Parallels のインストールの説明書は全て英語なのですが、画面遷移なども細かく載せてあるかなり配慮の行き届いたものなので、これをなぞっていったら結構短時間に問題なくインストールできました。最近のMac関係の雑誌にはチョコチョコと Parallels のインストールに関する解説記事も出ているので、これらも結構参考(安心材料)になります。で、動かしてみると、何とも感動的。あの映像みたいに、フル画面でOSがパッパと切り替わるんです(しかもあの切り替わるときの画面の動きがいいですね。VirtueDesktopsには他にもいくつかの画面切り替えのオプションがあるのですが、僕はやっぱりあのサイコロが回転するような Cube というやつが一番気に入ってます)。

20060629windows.jpg で、このMac上で動いている Windows の動作速度ですが、もう全く問題なく速いです。まだ色々と余計なものを入れ込んでないからということもあるのでしょうが、起動もシャットダウンもサクサクで、全然ストレスがありません。因みに、我がMacBookクロ(MacBook Pro にもじって勝手にこう呼んでるわけですが)、このデュアルOS使用を想定して、メモリを2ギガに増設してあります。この増設にはアップルストアだと59,850円も追加でかかってしまうのですが(因みに、Apple Store for Education でも55,681円かかります)、僕はサンマックスというところの「SMM-N1G-667 2箱セット」というのを同社のオンラインショップで購入し(その日はオンライン特価ということで25,580円で買うことができました)、自分で増設作業をしましたが、問題なく動いてくれてます。自分でメモリ増設するのも、MacBook だと非常に簡単ですね。

 てなわけで、久々のMacで色々と遊んでしまっているのですが、7月には夏学期が終わってしまうので、いくつかの科目で試験やレポート提出が課されているんですよね。特に、配布された参考文献のページ数が合計で1,000ページを超えた「ビジネス・プランニング」という科目の試験が途方に暮れる感じ(因みに授業内容はとっても面白かったです)。ホントは、こんなことに時間を取られている場合ではないのでしょうが、ついつい色々試したくなってくる、、、。標準でバンドルされている Garage Band 3 や iMovie 6 などにも大いに興味をそそられているのですが、これは手を付けるとはまりこんでいってしまいそうなので、夏休みが始まるまで封印しとかないとダメかなあ。
posted by Takao at 15:48| Comment(1) | PC, Keitai, Network
この記事へのコメント
MacBookクロ、御購入おめでとうございます。噂に違わぬ高性能ですね。僕もほしい!!と強烈に思いました。マックミニを持っている友人にその操作性と画面の美しさを見せられて以来、いつ買い換えようかと思案中です。MacBookクロは、開発者が「削っても黒いんですよ。」とインタビューに答えている記事を読んで、買うならクロを買うしかないと思っていました。動画拝見しましたが、この画面転換、クール過ぎます(感泣)。ああー、ほしい。今はDell700mと、昔から使っているCompaq Presario 900US(米版Windows)です。とりあえず現状はこの体制で行って、働き始めてから、周りの環境をすべてMacに変えようと密かにもくろんでいます。カリフォルニアの薫陶を受けた人間としても、早くMacに移行したいですし(ちなみにLawrence Lessig教授もマックでした。授業のプレゼンで。)ちなみに昨晩彼女に、婚約指輪のお返しにマックを買ってくれ、といったら断られました(苦笑)。ああ、それにしてもMacを買うのが楽しみです。また私も買ったらご報告します!!(しかしMacのHPの有名人ユーザーはアーチストとかお医者さんとかそういう人であまりマックヘヴィユーザーの弁護士とか裁判官とか出てきませんね。早くでてこないかなぁ・・・。)
Posted by FH at 2006年07月09日 10:08