2004年02月14日

ヨット、今年の初乗りは春一番の洗礼

去年から乗り始めたクルーザー。大学院の受験などでしばらくお休みしていましたが、今日、今年初めて練習に参加してきました。シーボニアから出航したのですが、春一番の洗礼をガツンと受けて帰ってきました。久し振りに海の恐さを味わうとともに、お陰で昼過ぎに早々と陸に上がってきたので、久し振りの肩慣らしとしてはちょうど良かったのかなという感じです。それにしても春一番は恐い。 大学卒業以来、ほとんどずっと乗っていなかったヨットですが、去年の春先から、生まれて初めてクルーザーに乗り始めています。大学ヨット部の後輩で、ノースセールというセール会社に勤めてセールデザイナーをしている上森君に紹介してもらい、夢の島マリーナを拠点にしている「forte(フォルテ)」という船にクルーとして乗せてもらっています。
 ポジションはメインセールトリマー。なにせクルーザーは全くの未経験者なので(大学ヨット部時代は専らディンギーで、僕は470(ヨンナナマル)というクラスに乗っていました)、周りのみんなに色々教えてもらいながら、徐々に身体と頭を慣らしつつあるという状況です。
 フォルテ(艇種はBeneteau First 36.7、去年進水したばかりの新艇です)は、普段は夢の島をベースにして、地元TYCの月例レースなどに参戦しているのですが、冬の間はシーボニアに置いて、相模湾で練習をしています。5月に開催されるミドルボート選手権の海域での練習という意味合いもあるでしょうか。
 それにしても春一番って恐いですね。大学ヨット部でのディンギー活動時代でも、身の危険を感じる恐い経験というのは、2月、3月あたりが特に多かったように思います。今日も、朝は2〜3ノット程度の微風で、11時頃から6ノットくらいで安定して南西が吹き出し、12過ぎにブローが抜け、90度くらいの単位で風がやたらに振れまくるラル状態になったかと思ったら、突然、ホントに突然、真っ黒なブロー(海面は風が強くなってくると風の影響で細かな波が立ち、その影響で色が黒っぽくなって見えるようになります)に覆われて、風力計は一気に25ノットまで上がりました。突然船が思いっきりヒールし、メインを出すのも慌てて手間取ったりするような状況でした。元々、今日は春一番が吹いて危険であるという予報は聞いていたので、早めにジブを降ろしてハーバーに向かいました。みるみる風は上がっていき、30ノットを超える風が入るようになってきたところで無事ハーバーに到着。港のありがたさを改めて痛感する瞬間でした。
 てなわけで、今後もレースに出たりしたら徐々にヨット関連の書き込みを増やしていこうかと思います。
posted by Takao at 23:30| Yacht